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キャリアパス2023/05/31

~高田渉さんの AWS認定 システムオペレーションアドミニストレーター アソシエイト(SOA)合格体験記~

システム開発部システム2課 高田渉さんにAWS認定システムオペレーションアドミニストレーター アソシエイトの合格体験記を書いていただきました!

AWS-SOAの位置づけ


SOAは、AWS認定システムオペレーションアドミニストレーター — アソシエイトの略称です。
AWS認定は「基礎」「アソシエイト」「プロフェッショナル」「専門知識」の4区分で構成されています。
「アソシエイト」では実践的な知識を問われ、取得すれば「即戦力」になるための経験とスキルを持っている事が実証されます。
「アソシエイト」には3種の認定が用意されており、SOAではAWSを用いたクラウドサービスの管理・運用・保守に関する知識を試すことができます。

SOAの難易度


SOAはアソシエイト級最難関とも言われる事もあります。主な理由は一般問題に加えて実施される「ラボ試験」の存在です。
ラボ試験では、設問に応じてコンソールやインタフェースを実操作してAWSサービスを設定していきます。
簡単に言うとAWS実技試験であり、現時点ではSOAでしか実施されていません。
このため、SOA受験者は一般問題に加えてラボ試験対策も必要になります。
とはいえ、ラボ試験そのものを事前体感できる機会も少なく、実践経験に乏しい受験者にとって鬼門となっています。
なお、一般問題の難易度自体は個人的にSAAやDVAと比較して易しいと思います。

※重要
2023/3/28以降、追って通知があるまでの間、一時的にラボ試験の運用は中止となっています。
理由や中止期間は公表されていませんが、システム改善やラボ試験あり方を再検討しているようです。
なんにせよ、SOAを取得するなら大きなハードルであるラボ試験が無い今は受験する好機でしょう。

勉強方法


・Web学習サイト:CloudTech

AWSスキルビルダー Systems Operator Learning Plan (Japanese) コース

 

・参考書:AWS認定資格試験テキスト AWS認定SysOpsアドミニストレーター - アソシエイト

 

私の学習モットーは「記憶は思い出そうとする時に焼き付く」です。
基本的なスタンスは「問題を解く」⇔「資料を確認する」⇔「正答/誤答をハラオチさせる」の繰り返しです。
私はCloudTech会員になっているのでSOA:180問を利用する事ができました。
落ち着ける場所ではCloudTechの問題と解説を周回し、通勤時にはAWS公式資料や参考書で不明点の確認する、
実際にAWSを操作してみる、というペースの学習で問題を5-6周し正答率95%程度まで仕上げて本番に臨みました。

なお、ラボ試験は私の受験日では実施されないため、あまり対策に力をいれずに参考書付属のラボ問題を解くに留めました。

試験本番までの学習期間は概ね2ヶ月(本腰いれてからは1ヶ月)となります。

本番


今回は、スケジュールの都合で平日定時後に受験となりました。
昼食はあまり食べておらず、夕食は食べるタイミング無し。
テストセンターも初めて利用する場所でした。

試験序盤はまだしも、中盤からは明らかに脳が疲れて設問を読んでも頭に入ってこない。
脳にエネルギーが足りず判断力が鈍っているのが自分でもわかる状態。
それでも「それなりにいい点とれたんじゃないか?」と感じていましたが、結果的にはかなりのギリギリ合格。
CloudTech周回で脳に焼き付けた知識に大分助けられました。

"フルタイム働いた後の受験は全くお勧めしません。"

参考:AWSアソシエイト3冠への道


私はSOA取得した後もアソシエイト3冠を目標にDVAの学習を進めています。
もし、皆さんも複数のAWS認定を目指しているのでしたら、アソシエイト級は以下順序で取得するのがよいと考えています。

・パターン①:(CLF → )SAA → SOA → DVA
・パターン②:(CLF → )SAA → SCS → ANS → SOA or DVA

CLF:クラウドプラクティショナー
SAA:ソリューションアーキテクト-アソシエイト
DVA:デベロッパー-アソシエイト
SCS:セキュリティ-スペシャリティ
ANS:アドバンスドネットワーキング-スペシャリティ

まず、なによりSAAを先に取得すべきです。ソリューション知識はAWSの基本であるからです。
SOA/DVA学習での体感として「SAAより多少低いレベルのソリューション知識がすでにある前提」で設問や解説がされます。
逆にSOA→SAAやDVA→SAAの順では、各AWSソリューションの再学習が必要になるので、効率が悪いと思います。

SAA取得後はパターン①が一般的です。SOA範囲は「SAAの一部」+「CLFの保守管理+α」というイメージのため、①はかなり学習しやすいです。
また、セキュリティやネットワーク知識は常に問われる事をふまえ、パターン②として先んじてSCS/ANSを地歩固めする作戦もかなり有効だそうです。
SCS/ANSはともにランクA推奨資格であるので、取得した奨励金を使って今後の学習教材を容易に買い揃えられる事も②の利点だと思います。

CLFはAWSサービス全体の基礎学習をする事ができます。
皆さんがAWS未経験や業務で一部サービスしか経験がないようでしたら、まずはここから取得をお勧めします。

システム開発部システム2課 高田渉

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