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キャリアパス2023/07/11

~伊藤さんのServiceNow認定資格 Certified System Administrator(CSA) 合格体験記~

システム開発部システム1課 伊藤さんにServiceNow認定資格 Certified System Administrator(CSA) の合格体験記を書いていただきました!

◆ServiceNowとは


ServiceNowは企業向けのサービス業務を効率化するためのクラウドサービス(SaaS)です。
単一プラットフォーム上に企業のあらゆる業務を統合することで標準化・可視化・自動化を実現し、
業務改善を行うことができますよ、というものです。
最近たまにCMでも見かけるようになりましたので、聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれません。

プラットフォーム上には、ITIL(※)ベースで設計された様々なアプリケーションが用意されており、
ノーコード/ローコードでのカスタマイズや独自アプリケーションの開発・実行・管理が可能となっています。
ServiceNow以外の外部システムとの連携も可能です。スクリプトの言語はJavaScriptを使用します。

※ITIL(Information Technology Infrastructure Library)
 ITサービスマネジメントにおけるベストプラクティス(成功事例)をまとめた書籍群。

◆認定資格Certified System Administrator(CSA)について


ServiceNowには様々なハンズオンの認定トレーニングや認定資格が提供されており、基本的には認定トレーニングを受講後、対応する認定資格を取得しスキル習得していきます。

認定資格の受験にはバウチャーが必要となります。
CSA試験のバウチャーはServiceNow Administration Fundamentalsという認定トレーニングを
受講完了すると取得することができます。
認定トレーニングには集合研修(3日間)とオンデマンドがあり、今回私はPJ参画時に集合研修を受講しました。

CSAはServiceNowの認定資格の中で最も基本的な資格で、ServiceNowの基礎的な知識・管理スキルを所持することを表す資格になります。
試験時間は90分、問題数は約60問で、複数選択肢(解答1つor複数)形式です。

ServiceNowには管理者、開発者、構築担当など役割によって様々な種類のラーニングパスがあり、CSA取得後はラーニングパス上の各コースを受講したり、上位資格となる以下を取得していくことになります。
 CIS: Certified Implementation Specialist(構築スペシャリスト資格)
 CAD: Certified Application Developer (アプリ開発者資格)
 CAS: Certified Application Specialist (アプリスペシャリスト資格)

◆試験対策


主に以下を使用しました。
・研修テキスト(350ページ):全体復習を1回+気になったところを確認
・PDI(個人開発環境):研修テキストや模試での不明点確認、操作確認など
・UdemyのServiceNow CSA模試:4つのコンテンツから数セットを使用

研修を受講したのがほぼ一年前、かつ試験範囲に関する内容は業務ではあまり使用していない状況だったため思い出すところからでしたが研修テキストのラボをPDIで操作しながら復習しました。
PDIはアカウントを登録すれば誰でも無料で作成できる個人用開発インスタンスです。
研修では英語バージョンの環境を使用したのですが、試験は日本語で出題されるため
PDIを日本語バージョンにして用語や操作の確認を実施しました。

Udemyは英語版のコンテンツしかなかったためブラウザ翻訳を使用しました。
1セットを一通り解いたあと、カテゴリや不正解の問題、理解が曖昧な問題などで絞ってキャプチャ付きの解説を確認しPDIで試す、という感じで理解を深めていきました。ブラウザ翻訳だと??なところもありましたが、実際の試験も英語を日本語訳しているため、結果的に事前に慣れることができて良かったかなと思っています。

学習期間は、約1ヶ月(本気を出したのは2週間)ぐらいです。バウチャーの期限が迫っていたこともあり、先に試験の申込みをしてから、できるところまで準備したという感じです。

◆試験当日


試験はテストセンターとオンライン(監視付き)があり、私はテストセンターで受験しました。テストセンターでの受験は初めてだったため、事前にどんな感じか調べて行きました。試験用PCでポチポチ一通り解答した後、気になる問題を何度か見直ししたところで30分ほど時間が余りました。
終了をクリックしアンケート回答するとさらっと合格が表示されて終わりです。合格の場合特に点数などの表示はありません。合格ラインは非公表となっています。(噂では7割ぐらいとのこと。。)
認定証はメールで送付されてきました。

◆参考


ServiceNowは今後も様々な企業が導入することになると言われていますので
興味が沸いた方はぜひ見てみてください。

ServiceNowって何?

ServiceNow認定トレーニング&認定資格

ServiceNow Developers
※アカウントを登録すれば、誰でも無料で個人用開発インスタンス(PDI)を作成することができます。

システム開発部システム1課 伊藤

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